【レポート】ロボティクスからオートモーティブまで、高速双方向データストリーミングが実現する IoT の世界 #AWSSummit
AWS Summit Tokyo 2018。Day1 で開催されたセッション「ロボティクスからオートモーティブまで、高速双方向データストリーミングが実現する IoT の世界」についてレポートします。
スピーカー:
- 坂元 淳一 (株式会社アプトポッド 代表取締役)
- 粕谷 昌宏 (株式会社メルティンMMI 代表取締役)
セッション概要は次のとおりです。
センサーフュージョンシステムなどから発する大量データを双方向なストリームネットワーク化することでエッジコンピューティングベースの AI 開発の深化、遠隔制御の進化など様々な未来を切り開くことが可能となります。本セッションでは EC2 上で稼働する当社のデータハブシステムを中心に、センサーフュージョンシステムがリアルタイムにコネクテッド化される世界観をロボティクスのテレオペレーションデモなどを交えてご紹介します。
レポート
アプトポッド紹介
- 高速双方向がキーワード
- 数年前に事業を始めた
- 自動車の制御信号 恐ろしい量の信号がある
- 機械がつながっていく。人間と融合する。今日発表のソフトウェアの開発に至っている
- 13期 48名 エンジニア90%
- コンセプト:Internet of behavior
intdash
- 本日「intdash」をリリース発表
- interactive data streaming hub
- サーバオリエンテッドなシステム
- 産業プロトコルとの接続: int dash edge module
- 3つのシナリオ
- Data Acquisiton: Data Logger
- 遠隔診断:心臓部のデータを見ることができる
- 遠隔制御:インターネット網、リアルタイム性が要求される
- レイテンシ:100msを切る(携帯回線)
- 操作したデータ、制御されたデータ
- 上手い操作、下手な操作:すべて保存、解析、分析可能、機械学習
- フルアセット
- エッジからサーバまで
- 自社開発
- ISCP (intdash Stream Control Procol) 独自プロトコル
- 時系列を考慮したデータフォーマット
- タイムスタンプ一元化
- 効率的なデータ転送
- オーバーヘッドの最小化
- 低遅延
- ベースネットワークにストレスを与えない
- 欠損補完処理
Visual m2m
- サーキットでの走行デモ
- CAN信号を動画とともにサーバへ送信
- ドローンのテレメトリ:ドコモ セルラードローン
- 広域で通信が可能
- 動画と一緒に通信、GPS(5Hz)
- 遠隔診断
- 音声で故障検知
- 一次受け:Acuisition
- Analysys: 間引きなどの前処理
- pythonのモジュールを差し替え
- nnf: Smart Footware
- 靴の中にセンサー
- visual m2mで視覚化
- 足運び、走り方をまるごと収集
- Remote Diagnosis
ロボット制御技術の紹介
- Telepresentationをre:Invent 2017でデモ
- 手先の制御
- 最初は筋電で
- Leap Motionで入力
- 東京のロボットハンドをLasVegasから動かす。動画も中継
- 今日のデモ:半身
- 人と機会を融合させるサイボーグ技術
- 生体インターフェース
- ロボット技術
- 未来像
- 創造性が身体に制限されない
- 思考による通信
- 足や手
- 動かせるように
MELTANT-α
- 準備:キャリブレーション中
- サーバ経由で動作
- ワイヤで制御
- モーターを入れると太くなってしまう
- ペットボトルをつかむデモの予定だった(画像が不調)
- 想定マーケット
- 危険作業、極限環境
- 宇宙産業での応用例
- パートナー募集中
- 展示室でハンドをデモ
- SDKを提供
- 100を超える採用事例
- エッジ管理はAWSを使いたい
- AWS IoT, Greengrassでの管理を検討
感想
アプトポッドのIoT「intdash」そして、メルティンMMIのロボット技術が協業してのデモでした。人とクラウドとロボットが融合した世界を垣間見ることができました。